私に習慣をつけさせてくれたこと。
私の日課として犬の散歩があります。
我が家では、3年前まで2匹の犬を飼っていました。
名前はサフィとニスモと言います。
当時サフィは13歳で老犬でしたが、病気もなく、
元気でした。
しかし、私の子供が生まれ、家を引っ越し、転職したのが
重なったため、それまで毎日行っていた犬の散歩に行かなく
なってしまいました。
それから間も無くして、サフィは歩けなくなってしまいました。
体をひきづるようにして動く姿は、本当に大変そうでした。
サフィが歩けなくなってから、やっと
「しまった。散歩に行かなかったからかも。」
と思いました。
足腰に良いとされるペットフードも試したのですが、
時すでに遅しで、効果はありませんでした。
歩けなくなってから約1年後、サフィはこの世を去りました。
社会人になってから、一番涙を流したのは、この時かもしれません。
自分があの時、散歩に行っていれば、もう少し楽に余生を送れたかも
と、後悔をしていました。
そして、その時に思ったのが、
「ニスモには同じ苦しみをさせないようにしよう」
ということでした。
サフィがこの世を去ってから3年。雨の日以外はほとんど
毎日ニスモを散歩に行っています。日が変わるくらいに
帰ってこようが、散歩に行くのが私の日課になりました。
このように、サフィの時の失敗があったからこそ、それを
振り返り、次の行動(=現在の散歩の日課)にできたと
思います。
皆さんも自分が心から「しまった」と思ったことが、
あったら、それは次に活かすチャンスです。
是非次のステップへとつなげて下さい。
もうすぐサフィが亡くなってから、3回目のお盆です。
今年もサフィが大好きだった梨を準備して、
お盆を迎えます。