ネットの「サイズ感レビュー」は危険?ローファー選びで失敗する人が陥る罠

「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」紀村昌彦です。

気候も暖かくなり、足元が軽やかになる「ローファー」の出番が増える季節になりました。

私のブログの中でダントツでアクセス数が多いのが、グッチ(GUCCI)のビットローファー1953やJ .M.WESTON 180などの名品に関する記事です。

そして、その中でも特にアクセス数が多いのが、「ローファーのサイズ感や痛み」について書いた過去の記事です。

それだけ、多くの方がローファーのサイズ選びに苦慮されているということだと思います。

グッチ(GUCCI)のビットローファー1953やJ .M.WESTON 180などの名品を買って、サイズが合わずに履けなくなったということは避けたいですよね。

今回は、皆さんが陥りがちなサイズ選びの罠と、私が実践している「失敗しないローファーのサイズ選びの方法」についてお伝えします。

目次

ネットの「サイズ感レビュー」を鵜呑みにしてはいけない

ローファーのサイズ選びにおいて、ネットの口コミやレビューを鵜呑みにするのは非常に危険です

「普段スニーカーは27cmですが、このローファーはサイズ8でピッタリでした」

「革が伸びるから、ハーフサイズ下げた方がいいです」

こういったレビューを見ると、つい「自分も同じサイズを買えば大丈夫だろう」と思ってしまいますよね。

しかし、ローファーは紐でサイズを調整することができない、革靴の中でもサイズ選びがシビアな靴です。

足の甲の高さ、かかとの丸み、足幅など、一人ひとりで全く違う足の形に対して、靴の「木型」がピタリと合わなければ、必ずどこかが当たって痛みを引き起こすか、歩くたびにかかとがパカパカと抜けてしまいます。

他人の足にピッタリだったからといって、あなたの足に合う保証はどこにもないのです。

失敗しないローファー選びとは

「じゃあ、どうやって選べばいいのか?」

本当に自分の足に合うローファーを手に入れるためには、ネットの情報を頼るのではなく、

「徹底的に試着をすること」に尽きます。

もし、欲しいモデルが実店舗にあるなら、ぜひ以下の方法で試着を行ってみてください。

「昼」と「夜」で、複数回試着する

人間の足は、朝起きてから夕方・夜にかけて、重力や血流の関係で水分が溜まり、むくんできます。

午前中にピッタリだと思った靴が、夕方になるとキツくて痛くなるのはこのためです。(もちろんこれにも個人差があり、むくみがひどい人や全くむくまない人がいます)



ローファーのようにサイズ調整がきかない靴を買う時は、一度の試着で決めるのではなく、日中の足と、夕方以降のむくんだ足、最低でも時間帯を分けて2回は試着をして感覚を確かめるのが鉄則です。

私もお客さんとローファーを試着する際には、複数回試着をしてもらっています。

「違う店舗」でも同じサイズを試着する

「えっ、同じブランドの同じサイズなら、どこで履いても一緒じゃないの?」

と思われるかもしれません。

しかし、上質な革靴は職人の手作業による工程が多く含まれるため、どうしてもミリ単位の「個体差(ばらつき)」が生じます。

同じサイズ表記でも、一足は少し甲がキツく感じ、もう一足はジャストフィットする、ということが普通に起こります。



妥協せず、違う店舗の在庫品も試着することで、より自分の足に馴染む「アタリの個体」に出会う確率が高まります。

提案されたサイズ以外も試着してみる

店舗では、足のサイズを測定器で測った後、店員さんが選んでくれた靴を履く、というのが試着の大まかな流れです。

ここで、店員さんが選んでくれた靴以外のサイズも履いてみることをおすすめします。

例えば、サイズが7.5Dであれば、7Dや7.5Cといった具合に長さと幅をそれぞれ1サイズずつ、上げたり、下げたりしてみましょう。

こうすることで、本当に自分にフィットしたサイズに近づくことができます。

私もこの方法で、より自分にフィットした革靴を見つけました。

靴も服も、あなた自身の体にフィットさせてこそ名品

「何を買うか」という情報はネットに溢れていますが、「それが本当にあなたの体に合っているか」という答えは、ネット上やAIによる提案ではなく、実際に試着するのが最短かつ最も正確です。

これは靴だけでなく、服選びでも全く同じです。

どんなに高級なジャケットでも、サイズが合っていなければ野暮ったく見えてしまいます。

ネットの便利な情報も参考にしつつ、最終的には自分の体で確かめてください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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