【購入品紹介】人生で２度目の購入、グローバーオールのダッフルコート

「仕事の成果を出す、装いの専門家」
紀村昌彦です。

今回の購入品紹介は、
「グローバーオール（Gloverall）」
のダッフルコートです。

今までの購入レビューは革靴が
多かったのですが、
今回は、
この季節にふさわしいアイテムを
ご紹介します。

実はこのアイテム、
私にとって人生で2度目の購入となります。

学生時代に愛用していたダッフルコートと
全く同じモデルを、
偶然にも古着屋で見つけたのです。



懐かしさに駆られ、即購入しました。

今回は、
25年以上ぶりに袖を通した
ダッフルコートの所感をお伝えします。

学生時代を思い出す、懐かしのダッフルコート

学生時代、
ダッフルコートは冬の定番アイテムでした。

恋愛の淡い期待…
ではなく！

友人達と部活を終えた後に
歩いた帰り道の談笑や
部活の試合で負けて、
肩を落として乗った電車など・・

ダッフルコートを見るたびに、
甘酸っぱい青春時代の思い出が
蘇ってきます。

今回購入したグローバーオールのダッフルコートは、
まさに学生時代に着ていたものと同じモデル。

変わらぬデザイン、重厚な質感、
そしてあの独特のトグル… 手に取った瞬間、
タイムスリップしたかのような
感覚に陥りました。

ダッフルコートのレビュー

では、
購入したダッフルコートの
レビューをして行きます。

まず、
コートの裏側についているタグは
製造年代を示しています。



このタグは私が使っていた
1990年代末から2000年初頭のものらしいです。

自分にはこのタグが落ち着きますね。

コートの色はチャコールグレーです。
生地はウールで、
特徴はこのヘリンボーン織です。



学生時代はネイビーを着ていましたが、
ダッフルコートはアイテム自体が
カジュアルなので、
少しでもドレス感が出る色目で
良いかなと感じています。

次は、
ダッフルコートの特徴でもある、
トグル（水牛角と革紐）です。

状態も破損等なく、良好な
個体に出会えて幸運でしたね。

学生時代の使っていたものは、
使う頻度が多かったので、
革紐が切れかかってしまった
記憶があります。

今回、コートの購入時に調べたら、
グローバーオールの純正トグルは
購入できることが分かりました。

一番痛みやすいところが、
交換可能なのは嬉しいですね。

生地は肉厚で、
着丈が私の膝丈まであるので、
裏地がないにも関わらず、
気温が5℃の暗い夜道を自転車で
走っても、十分に防寒性があります。

大人がダッフルコートを着こなす際、
この膝丈が重要です。

それは次回の着こなしのレビューで
お伝えします。

おまけネタ　〜生地について〜

ここからは、
少し話しが脱線します。

グローバーオールのダッフルコートを
検索したり、オークションサイト等で
見ると、

「エルメス」、「ムーアブルック」
「インバーティア」

という用語が出てきます。

エルメスは誰もが一度は聞いたことがある
世界一のハイブランドです。

オークションサイトの中には、
エルメスのダッフルコートと
グローバーオールのダッフルコートが
同じものといった表記がされている場合が
あります。
（エルメス製のダッフルコートは
非常に人気があります）

しかし、それは大きな違いであり、
簡単にまとめると、

ムーアブルック社（Moorrook)：
高品質なヘリンボーン生地を
製造していたメーカー。
倒産後、インバーティアに買収される。

インバーティア(INVERTERE)：
買収したムーアブルック社の生地を使用した
ダッフルコートで有名になったブランド。
エルメス(HERMES)へOEM供給

ざっくりいうとといった構図となります。

グローバーオールとは何の関係も
ありませんので、オークションサイト等で
購入される際は注意しましょう。

まとめ

今回は、
グローバーオールのダッフルコートについて、
見た目のレビューをお伝えました。

最近は「Y2K」ということで、
2000年代のアイテムが流行しており、
ダッフルコートもセレクトショップで
取り扱われています。

次回は大人ならではの着こなし方で、
ダッフルコートをスタイリッシュに
楽しむコツを紹介します。

今日も読んで頂き、ありがとうございました。