東海岸と西海岸について装いの違い〜ワシントンD.C.出張レポート(その2)

「仕事の成果を出す、装いの専門家」
紀村昌彦です。

前回の記事ではアメリカ出張で
ワシントンD.C.を訪れたときに感じた、
現地のビジネスマンの
装いについて紹介しました。

今回の記事では、ワシントンD.C.に行く前に
訪れた西海岸との

「装いの差」

を紹介します。

目次

西海岸との明確な違い〜カジュアル化の波は緩やかに?

今回のアメリカ出張では、
まずロサンゼルスとサンディエゴに
行きました。

西海岸を訪れるのは2回目で、
昨年はシアトルとポートランドを訪れましたが、
ロサンゼルスを中心とする西海岸では、
ビジネスシーンにおけるカジュアル化が
東海岸と比べ、進んでいると感じました。

東海岸と違い、ジャケットにパンツを合わせた、
いわゆる「ジャケパン」スタイルが主流であり、
ネクタイを着用しているビジネスマンは
ほとんど見かけませんでした。

そのため、西海岸での私の仕事スタイルは、
現地の方に合わせ、このような装いでした。

ネイビージャケットにグレーのスラックスを
合わせた、ベーシックなビジネスカジュアル
スタイルです。

IT企業やスタートアップはもちろんのこと、
比較的伝統のある企業においても、
クールビズの流れが定着しており、
開放的で自由な装いが一般的でした。

素材も、通気性の良いコットンや
リネンなどが好まれ、
色使いも明るいものが散見されました。

地域性とビジネス環境が「装い」に与える影響

この東西の明確な違いは、
それぞれの地域の地理的な特性や
ビジネス環境が大きく影響していると
私は考えます。

西海岸、特にロサンゼルスとサンディエゴは、
温暖な気候に恵まれた海沿いの都市であり、
広大な土地にオフィスビルが点在している
印象を受けました。


こちらはサンディエゴのカフェにて撮影した
風景です。

現地の方に聞いた話によると、
訪問したサンディエゴは西海岸でも
人気の地域であり、
東海岸で成功を収めたビジネスマンが
サンディエゴの海が見える高台に
家を建てるそうです。

さらに、自動車での移動が中心であることも、
比較的カジュアルな装いを許容する
要因の一つかもしれません。

話しが少し外れますが、
ロサンゼルスでは電車やバスに
乗ったことがない
という人が普通にいるそうです。
(高所得層ではなく中流層でも。)

それだけ、まだ治安に対して、
不安がある地域であり、
自動車での移動が必要らしいです。

また、新しい産業や自由な
発想を重んじる風土も、
装いのカジュアル化を
後押ししていると考えられます。

対照的に、東海岸、特にワシントンD.C.は、
歴史的な建造物が立ち並ぶオフィス街であり、
公共交通機関が発達しています。



政治や経済の中心地としての役割も
担っており、
格式を重んじる文化が根強いのではないでしょうか。

そのような環境においては、
きちんとしたスーツスタイルが、
ビジネスにおける信頼感や
プロフェッショナリズムを
示すための重要なツールとして
認識されているのだと感じました。

まとめ〜「装い」は文化を映す鏡

今回の出張を通して、
アメリカ東西海岸のビジネススタイルの明確な
違いを肌で感じることができました。

西海岸の自由でカジュアルな装い、
そして東海岸の伝統と格式を重んじる装い。

どちらが良い悪いではなく、
それぞれの地域の文化やビジネス環境が、
人々の「装い」に深く影響を与えていることを
改めて認識しました。

そして、
グローバルなビジネスシーンにおいては、
その土地の文化や慣習を理解し、
TPOに合わせた装いをすることが、
円滑なコミュニケーションと信頼関係の
構築に繋がるのだと強く感じました。

今回の経験を活かし、
今後、グローバルな舞台で活躍する
ビジネスパーソンのための
スタイリング提案に、
より深みと幅を持たせていきたいと思います。

今日も読んで頂き、ありがとうございました。

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