
【グッチビットローファーサイズ選びの罠】購入して後悔…僕がジャストサイズで失敗した話

「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」
紀村昌彦です。
以下の記事で紹介したグッチのホースビットローファー。
時代を超えて愛される、まさに「名作」ですよね。


しかし、この靴には一つ、大きな落とし穴があります。
それは、一歩間違えると取り返しのつかないことになる「サイズ選び」です。
今回は、私自身が実際にビットローファーを履き続けて感じたサイズ感の変化や履き心地、そしてこの経験から導き出したおすすめのサイズ感について、私の失敗談と共に詳しくお伝えしていきます。

なぜ、ローファーのサイズ選びはこれほど難しいのか?
ビットローファーに限らず、革靴のサイズ選びは難しいものです。
特にローファーは紐でフィット感を調整できないため、ジャストサイズを選ぶことが重要になります。
実際、お客様からもローファーのサイズ選びについてお問い合わせを頂くことが非常に多いです。
私自身、購入当初は
「革靴は、タイトなジャストフィットこそ至高!」と考えており、試着の際に完璧にフィットしたサイズを選びました。
しかし、実際に履き始めてみると、想像以上にタイトな履き心地だったのです。
失敗談:「ジャストフィット」を選んだ私を待ち受けた痛み
私の場合、つま先部分にほとんど余裕がなく、まさに「足に吸い付くようなフィット感」でした。
しかし、その代償として、1日歩くと靴に当たっている足の指がじんじんと痛くなるという問題が発生しました。
「革が馴染めば、きっと快適になるはず…」
そう信じて、半年ほど履き続けましたが、痛みは一向に改善されませんでした。
そこで、藁にもすがる思いで、リペアショップに相談することにしました。
リペアショップでの衝撃の事実
何軒かのリペアショップ(東京の有名なリペアショップにも伺いました)に相談した結果、衝撃の事実を突きつけられました。
「このビットローファーのつま先に 使用されている革は非常に柔らかく、 ストレッチャーで無理に伸ばすと 破損する恐れがある」
さらに、私の足が当たって痛む箇所(下記写真の薬指周辺)は、ストレッチャーでの調整が難しい場所とのことでした。
つまり、私のローファーはこれ以上サイズ調整は不可能ということ…。
この時、「長時間歩いてみなければ、サイズの正解は分からない」と痛感しました。
諦めない!私が試した2つの対処法
とはいえ、せっかく手に入れた
ビットローファーを諦めるわけには
いきません。
そこで、リペアショップのアドバイスを
参考に、以下の方法を試してみました。
1. 靴クリームで革を柔らかくする
靴磨きに使う乳化性のクリームには、
革を柔らかくする効果があります。
そこで、クリームを丁寧に塗り込み、
シューツリーを使って革を伸ばしてみました。
使用したクリーム: SAPHIR(サフィール)ノワール クレム1925
(実際に使ったの色は黒です)
期待できる効果:
劇的な変化はないものの、継続することで革が柔軟になり、足当たりが和らぎます。
2. 薄い靴下を履く
ビットローファーを履く際は、
薄い靴下 を選ぶようにしました。
厚手の靴下だと、靴の中で足が圧迫され、
痛みが出やすくなるからです。
薄い靴下を履くことで、
足と靴の間にわずかですが、
空間ができ、快適に履けるようになりました。
結論:グッチビットローファーで後悔しないための最適サイズとは?
私の経験から、
ビットローファーの最適なサイズ感は、
「試着時に、かかとを合わせた状態で、つま先にほんの少しゆとりを感じる程度」
だと思います。
具体的には、
歩くときに指がずれる程度のゆとりとして、つま先に 5mm 程度の余裕 がある
と考えます。
タイトフィットでも良いのは足の甲の部分であり、つま先は、靴の種類にもよりますが、伸びないものもあると考えた方が良いでしょう。
このくらいのサイズ感であれば、革が馴染んだ後も快適に履くことができるでしょう。
まとめ
GUCCIのビットローファーは、サイズ選びが本当に重要です。
私の失敗談を教訓に、 試着の際には焦らず、少しゆとりを感じるサイズ を選びましょう。
そして、もしサイズが合わなかった場合は、今回ご紹介した方法を試してみてください。
快適な履き心地を手に入れ、
ビットローファーを最大限に楽しみましょう!
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