普段使いの服装に悩むのはなぜ?
紀村昌彦です。
服を変えたいけど変えれない。色々調べるけど、調べるだけで何も変わらない。
それが自分のこだわりだから!
と言って結局は変わらないまま・・・
皆さんには、そんな経験はありませんか。
今回は外見を変えようとするのだけど、あと一歩が踏み出せない。そんな皆さんに向けての最初の一歩を踏み出すための考え方を紹介します。
あなたはなぜ変われないのか
なぜなら人間には現状を変えようとすると、生体が変化を拒み、一定の状態を保とうとするホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっています。
これを服装に当てはめると、
現状:自分が変えなければいけないと思っている現在の服装
変化:理想とする服装
このようなことから、服装を変えるのに行動できないのは人間として、自然の動きであり、
落ち込むことはないのです。
コーディネートとTPO
服装の場合、理想の姿は分かるけど、何かぼんやりするという方に分かりやすい、図を示します。
大まかにファッションは2つに分類されます。それは「カジュアル」と「ドレス」です。
(レディースの場合、ガーリー、モード、コンサバなどさらに細かく分類されますが、わかりやすくするためにこの2通りに分けます)
例えばカジュアルですと、「アメカジ」と言われるように、ジーンズ、スェット、スニーカなどのアイテムに代表される服装です。
またジャージなどの機能性を重視した服装もこのジャンルに分類されます。
反対にドレスは冠婚葬祭で身につける礼服は、特別なイベントでしか身につけることはないと思います。
(冠婚葬祭に関するファッションはマナーと関連付いてとても奥深く、そこを知ると本当に面白いです。)
そのため一般的に考えると、ビジネスの場で着用する「スーツ」が多くの人にとってのドレススタイルと考えて良いでしょう。
皆さんが困るところを具現化!
ここで多くの方が悩まれているのが、仕事はスーツを着ているから良いけど(スーツも奥が深く、目にする多くの人がスーツを上手に着こなせていないのが目につきます。このあたりはまた別の機会に紹介したいと思います)、普段使いやよそ行きの服装が分からないということです。
表に番号3の時に身につけるアイテムとして、多くの人が「スーツ」という共通の認識を持っているのに対し、番号1〜2は人によって認識が違うというは納得することでしょう。
それが「ビジネス以外の普段づかいの服」を何を着たら良いか分からないというのは、こういった認識の違いがあることが原因です。
このように表に書いて具現化すると分かりやすいと思います。
まとめ
今回は服えらびの第一歩として、コーディネートは「ドレス」と「カジュアル」に大別され、そこでのTPOと代表的なアイテムを示しました。
この表に示す「ビジネス以外の普段づかいの服」は人によって捉え方が異なるため、どんな格好をすれば良いのか悩んでしまいます。
次回は多くの人が悩む「ビジネス以外の普段づかいの服」をおしゃれにするためのコツをお伝えします。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。