【J.M. Weston 180 レビュー】サイズ選びで後悔しないために。「修行」は本当に必要か?

「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」
紀村昌彦です。

今回も私のお気に入りアイテムのレビューですが、ご紹介するのはローファーの王様、

J.M. WESTON(ジェイエムウエストン) #180 シグニチャーローファー」 (以下、180)

こちらも言わずと知れた超名作ですね。
購入してから丸2年が経過しますので、
私がこの靴を選んだ経緯、
そしてこの靴を語る上では外せない

「フィッティング」

についてお話しします。

目次

J.M. Weston 180のサイズ選び:伝説の「修行」と15万円の重圧

この靴のサイジングには、きつめのものを選んで自分の足に馴染ませる、
通称「修行」が有名です。(ときには「万力締め」と言われることもあります)

その修行を乗り越えた人のみが
たどり着ける至高の履き心地。

詳細は割愛しますが、
180の革は硬くて、馴染むのに
時間がかかりますが、
その分、時間をかけて自分の足にフィットすると
言われています。

多くの人は修行の道を選ぶのか否か、
まず悩むところから入ります。

悩む大きな要因の一つが、この靴の値段。
本ブログ執筆時で151,800円(税込)!

この値段では気軽に
「きつめを試してみるか」
とはなりません・・・。

私も同様に、サイジングをどうするか、とことん悩みましたね。

試着回数は数知れず。昼、夜、足のむくみがある日、そうでない日で何度も試着を重ねました。

その上で、ファッションの知識が深いスタイリストの方々の意見を複数取り入れました。
(皆さん、その節はありがとうございました)

さて、これほどの過程を経て、私が修行の道を選んだのかどうか。 気になりますよね。

私の結論:選んだのは「修行」ではない「ジャストフィット」

結論から言うと、私が選んだのは「修行」の道ではなく、「ジャストフィット」のサイズでした。

購入した時のフィッティング写真は残っていませんが、履いた瞬間に、わずかにタイトさを感じるサイズを購入しました。

計測サイズ: Brannock Device(ブランノックデバイス)で 9D
購入サイズ: J.M. Weston 180で 7D

ちなみにJ.M. Weston の店員さんからは7Cまで攻めても良いかもと言われましたが、ビビった私は7Dを購入しました。

購入して数日はたしかに足が痛くなることがありましたが、10回くらい履いたくらいから痛みはすっかりなくなりましたね。

私の持論ですが、足が痛くなるくらいのサイジングだと、そもそも靴を履いて出かけたくなくなります。

おそらく、かなり我慢強い人や探究心が強い人でないと「修行」のサイズは向かないのではと思います。

購入から2年後。現在の履き心地とサイズ感は?

購入から2年が経過した180のサイズ感です。(着用は週1回)

写真は足先をピッタリつけた状態です。
私の人指し指が入りませんので、
隙間は5mm以下です。

歩く時に踵が抜けることはありませんし、
今は1日中買い物で歩いてもストレスを感じません。

そして何より、ここに至るまで、
履くことをためらうほどの
痛みを感じることはありませんでした。

さらにそれ以外、もう一つ回避したストレスがあります。
それは、

「このまま履けなくなるんじゃないだろうか・・・」

という精神的な不安です。

私も180以外のローファーで
タイトフィットに挑戦したことがあります。

本当にきつくて、
店員さんからも大丈夫かと
心配されるくらいでした。

靴が足に馴染むまでは、肉体的な痛みもさることながら、

「靴がこのまま馴染まなかったらどうしよう。」
「高額な靴を買ったのに勿体無い」

などの不安がずっと付き纏っていました。

今回の購入では、
ジャストサイズを選択することで、
それらの不安からは解放されました。

もちろん修行を経ることによる
「極上の履き心地」は
得られなかった訳ですが、
私は十分に満足しています。

まとめ 
ウエストン180で「修行」を選ばない方がいい人

結論として、以下の項目に当てはまる人は
修行ではなく、ジャストフィットを選択した方が良いと
個人的には考えます。

  • 痛い靴は絶対に履きたくない
  • 180を初めて購入する
  • 「極上の履き心地」よりもコーディネート重視する
  • まずはJM WESTONを体験したい
  • M(マゾ)ではない(笑)

長くなりましたので、
別記事で180の外観、メンテナンスや
コーディネート例を紹介しますね。


また、他のローファーの紹介もこちらで
しています。

比較検討等の参考になれば幸いです。

今日も読んで頂き、ありがとうございました。

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