夢が叶わなかった時、何をすべきか?

紀村昌彦です。
先日出張先で、ある若い方と話す機会がありました。

そこで出会った彼の夢を聞いて感じたことを紹介します。

彼は20代後半で、エンジニア(理系)の職場に勤めていますが、学生時代は文系の学部だったとのこと。

しかしパイロットになる夢を捨てきれず、大学卒業に一からパイロットになるための勉強を始めたそうです。

彼がパイロットになるために選んだルートは大学卒業後、航空大学に入り、そこでパイロットの資格を取得してパイロットになるというものでした。(他にもいくつかパイロットになる方法はあるみたいです。彼がなぜその方法を選んだかまでは聞けませんでした。)

航空大学校に入学するには25歳未満という年齢制限があるため、文系大学卒業の彼にとっては時間の壁が厚く、航空大学校の合格はできなかったそうです。

さてここまでなら、パイロットになる夢を叶えることができなかった、でおしまいなのですが、彼はパイロットになれなくても、それに少しでも近い仕事をしたいということで、エンジニアの職場を選んだとのことでした。

そこで理系の知識をさらに得て、将来にいかすために、彼は仕事中とても熱心にメモをとり、休憩中もずっと勉強をしていました。

私が彼と一緒に過ごしたのはわずかの時間でしたが、私は当初「若いのに熱心だなあ」と感じる程度でしたが、彼の話しを聞いて、とても応援したくなりました。


夢を叶えることができなかったら?


彼のように「パイロットになる」

という夢を持ち、それが法律(ここでは年齢制限です)などの制約で叶わなくなったとしても、そこで諦めるのではなく、その夢に少しでも近づけるように日々努力することが大切です。

例えば私が出会った彼の場合、パイロットになれなかったとしても、毎日勉強を続けることで、パイロットではなく航空機の搭乗員、整備士、または航空機を開発する側になれる可能性があります。

人生は何がご縁になるか分かりません。

もしかしたら近い将来、法律が変わって年齢制限がグッと上がるかもしれません。

そんなチャンスを掴むために「今できること」を実行している彼はきっと夢を掴むに違いありません。


まとめ


最初に持った夢はいきなり叶うことの方が稀です。むしろ壁に当たった時に、どんな行動をするかが、その人の真価が問われる時です。

そのために今出来ることをしましょう。

正解なのかどうかは問題ではありません。自分で選んで日々それを続けると、必ずチャンスはやってきます。

今日も読んで頂き、ありがとうございました。

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