おしゃれに見える基準とは?

紀村昌彦です。

今日はお客さんからのお悩みについて、ロジック的に紹介します。

【お悩み】

自分が好きな服を着るのと、人からおしゃれと思われる服を着るのとどちらを着たらよいですか?

【私の回答】

服には大きな2つの判断基準があります。それは主観的と客観的な基準です。

まずはこの2つについて説明していきます。

1.主観的基準

いわゆる「自分がかっこいい」と思う服、コーディネートをすることです。

この服装は自分がいいと思う服装を貫くため、いわゆる個性的な格好となります。

また服に気を遣わないのも、こちらの基準になります。

2.客観的基準

こちらは「他人からどう思われるか」を重視した基準です。

例えば女性からモテたいもこちらの基準に分類されます。

服装の特徴はベーシックで万人受けすることです。


選択すべき基準は?


どちらの基準を重要視するかは、皆さんが理想とする姿によります。

周りの評価は関係ないよ。自分の道を行きたいという方は主観的基準で服を選べば良いです。

反対にビジネスで成果をあげたいのであれば、お客さんまたは上司に対する印象が重要となるため、客観的基準で服を選びます。

ビジネス・ファッションの書籍で紹介される服は、どの本もたいてい似たようなアイテムを使ったコーディネートです。これは求められる服装が客観的視点に基づいているからです。(主観的な視点であれば、それぞれの本で紹介される服装は全く違うものになってしまうからです)

ビジネスで成功している人の中には個性的な服装の人が多いという話も聞きますが、彼らも最初はベーシックな格好から始めています。

カジュアルなファッションで有名だった元アップルのスティーブ・ジョブズ氏も、昔はスーツでプレゼンされていたそうです。

ファッションはこの二つの判断基準があり、しかもどちらが正解というものはありません。

この2つを高い次元で表現している人が、いわゆる「おしゃれな人」です。

それでは具体的にどんな格好をすればよいのでしょうか?

私が提案する最も簡単な方法は、「ベーシックな格好に差別化できる小物を足す」です。

例えばスーツであれば、無地のネイビースーツにチーフを指す。フォーマルの場以外でチーフをしている人は少ないので、おしゃれに見えます。

ファッションは定量的な基準、正解はない代わりに、自由が効きます。その自由が効く中でいかに主体的、客観的価値を高めていくのがファッションの魅力であり、面白いところです。


まとめ


皆さんがもし、好きな服を着ることと、人からおしゃれと思われる服のどちらが良いか迷っていたら・・・

主観的、客観的視点をバランスよく取ってみて下さい。その最初の一歩は小物をうまく使うとよいです。

是非ファッションを楽しんで下さいね。

今日も読んで頂き、ありがとうございました。

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