
政治家の装いから学ぶ、装いの「できて当たり前」とは?

「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」 紀村昌彦です。
2025年10月、高市内閣が発足しました。
新しい内閣が誕生するたびに、閣僚の顔ぶれや政策はもちろん、なぜか必ず話題になることがありますよね。
そう、それは「「「政治家の『装い』」です。
今回も、ある閣僚のバッグがSNSで注目を集めるなど、私たちは無意識のうちに、あるいは意識的に、人の「装い」を常にチェックしていることがよく分かります。

話題になった装い、話題にならない装い。その決定的な違いとは?
記憶に新しいのは、前石破内閣発足時のことです。
残念ながら、閣僚の一部で「装いのだらしなさ」が指摘され、それがニュースやSNSで大きく取り上げられました。
一方で、今回の高市内閣ではどうでしょうか?
もちろん、細かな指摘はあったかもしれませんが、全体として装いに関する大きな話題はほとんど耳にしません。
この二つのケースから、私たちは装いの非常に重要な真実を知ることができます。
それは、
「装いができていない時は、批判の的として大きく話題に上がる。しかし、装いができている時は、ほとんど話題に上がらない。」
ということです。
つまり、装いとは、「できていて当たり前」のものなのです。
「できていて当たり前」のレベルとは?
これは、要するに「身だしなみ」のようで、
例えば、清潔なワイシャツを着ている人を見て、
「あの人、シャツが清潔で素晴らしい!」
とわざわざ口に出す人はいないでしょう。
しかし、汚れたシャツを着ている人がいれば、誰もが不快感を覚え、その印象は会話の前に決まってしまいます。
政治家の装いも同じです。
彼らは、国の顔として、国民や世界の人々から常に注目されています。
その装いが「できていない」と、「危機管理能力がないのでは」「TPOをわきまえていない」といった、本業とは関係のない部分で信頼を損ねてしまうリスクがあるのです。
一方、装いが「できている」場合は、特に褒められることはありません。
それは、プロフェッショナルとして、その立場に見合った装いをすることが当然だと認識されているからです。
「指摘されないから大丈夫」は油断の証拠
これは、私たちビジネスパーソンも同じです。
あなたは、職場で同僚や上司から「今日の服装、素晴らしいですね!」と毎日褒められていますか?
おそらく、そんな人はほとんどいないでしょう。
逆に、服装について何か指摘されることがあるとすれば、それは「できていない」と判断されている証拠です。
「誰も何も言わないから大丈夫だろう」
そう思っているとしたら、それは大きな油断かもしれません。 
周囲は気づいていても、あえて口に出さないだけ、という可能性も大いにあります。
まとめ:装いは「信頼の土台」である
政治家の装いから見えてくるのは、
「装いはできていて当たり前であり、それができて初めて、本業や個性というものが評価される土台になる」
という事実です。
あなたの装いは、あなたの能力や人間性を判断する最初の情報です。
それが「できていない」と判断されれば、どんなに素晴らしい仕事をしていても、その評価は半減してしまいます。
今回の高市内閣の装いが「話題にならない」という事実を、ぜひ皆さんもご自身の装いを見直すきっかけにしてみてください。
「できていて当たり前」の装いを身につけることで、あなたのビジネスはさらに加速し、より多くの信頼を勝ち取ることができるはずです。
追伸:
「自分の装いは『できていて当たり前』のレベルに達しているだろうか?」
「具体的にどこを見直せば良いか分からない」
そんな疑問や不安があれば、ぜひ一度、個別相談をご検討ください。
プロの目線であなたの装いを客観的に評価し、信頼を築くための具体的なアドバイスをさせていただきます。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
「成果を掴みたい」
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装いを変えることで、
周りからの見る目が変わるのはもちろん、
あなた自身の行動が変わります。
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