苦しみもがいた5年間。僕の人生を動かした、ジャケットと革靴

「仕事の成果を出す、装いの専門家」
紀村昌彦です。

前回、私の新しい名刺に込めた想いと、「装いから逆転のストーリーは始まる」というキャッチコピーについてお話ししました。

今回からは、その言葉が生まれた背景である、私自身の体験談を少しずつお話ししていきたいと思います。

私は新卒で入社した会社に約10年勤め、そこでは成果も出し、上司からも将来を期待されていました。

だからこそ、意気揚々と30代半ばで次のステージへと転職を果たしたのです。

しかし、転職後の会社で待っていたのは、予想に反した厳しい現実でした・・・

目次

出口の見えないトンネル ―評価されない日々と消えていく自信―

配属された部署は、とにかくハードワークでした。



毎朝5時に家を出て、帰宅は深夜0時を過ぎる。

そんな生活が5年ほど続きました。

何より辛かったのは、直属の上司から全く評価されなかったことです。

自分なりにベストを尽くしても、返ってくるのは厳しい叱責と真っ赤に修正された書類。

「自分は無力だ」「何をやってもダメなんだ」と、日に日に自信が削られていくのを感じました。

平日は仕事で心身ともに疲れ果て、休日は、この状況を何とか打破しようと必死に資格取得の勉強に時間を費やしていました。

この頃は、長男が生まれたばかりにも関わらず、家族との時間を作ることができなかったのが、今になっても悔やまれます。

そうしてもがく中で、新しい服を買ったり、装いを考えたりすることは、いつしか頭の片隅からも消えていました。気づけば、世の中の流行にもすっかり疎くなっていました。

暗闇の中の一筋の光 ―一冊の本との出会い―

夏季休暇、年末年始が待ち遠しいだけでなく、滑り込むようにして土日を迎えていた毎日。

そんなある日、私は書店で、ふと一冊のビジネス書を手に取りました。 そこに書かれていた一文に、私は衝撃を受けます。

「自分の大好きな服装が、ビジネスを好転に導く」

正直、最初は「そんなはずはない」と思いました。 服装ごときで(失礼!)、この出口の見えないトンネルから抜け出せるわけがない、と。

しかし、同時にこうも思ったのです。

「でも、今のまま必死に勉強を続けても、心が追いつかない。何か、もっと直接的に自分を変える行動が必要なんじゃないか?」

その時、私の中で何かがカチッと音を立てて切り替わりました。

決して安くはない「投資」

当時はお金をかけて新しい服を買う余裕はありませんでした。

しかし、このままでは何も変わらない。

もし、限られたお小遣いを使うなら、それは浪費ではなく、現状を打破するための「投資」でなければならない、と強く思いました。

そして、まずは、ビジネスマンの装いの基本と本に書かれていた

「ネイビージャケット」と「革靴」

を新調することを決意したのです。

購入したネイビージャケットと革靴は今も現役で使っている上質なものを選びましたが、試着の際に袖を通した時のフィット感、履いた時の革靴とは思えない履き心地の良さの感動は今も忘れません。

こちらは実際のジャケットと革靴の写真です。






自分が決めていた予算を大幅に超えるアイテムに、正直、躊躇しましたが、「未来への投資」と割り切り、購入に踏み切りました。

まとめ

逆転のストーリーは、大きなジャンプから始まるわけではありません。

私のように、自分自身への小さな「投資」と、そこから生まれるほんの少しの「覚悟」から始まります。

このジャケットと革靴という「投資」が、私の内面を、そして周囲からの評価を、どのように変えていったのか。

次回は、逆転のストーリーの “次なる一手” についてお話しします。

今日も読んで頂き、ありがとうございました。

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装いを変えることで、
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あなた自身の行動が変わります。

その行動が成果につながり、
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