
40代の休日服は何が正解?「カジュアルとドレスの中間」で作る大人の私服

「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」紀村昌彦です。
これまでの記事で、スーツやジャケパン、革靴といった「平日のビジネスウェア」をアップデートしてきました。
しかし、いざ週末を迎えてクローゼットを開けたとき、
「仕事着は完璧だけど、休日に着る服がない……」
「結局、5年前に買ったヨレヨレのパーカーと、ダボダボのチノパンを履いてしまう」
と、平日のキリッとした姿から一転して、油断した私服を選んでしまっていませんか?
(休日は誰にも気を遣わず、とにかく楽な格好で過ごしたい……そのお気持ち、痛いほどよく分かります。私も家の中では完全にリラックスしていますからね)
ですが、その「楽だから」「どうせ近所だから」という理由で選んだ昔のカジュアル服が、あなたの実年齢以上に疲れた「おじさん見え」を加速させる大きな原因になっているとしたら・・・
ということで、今回は休日服の見直し方について、紹介します。

休日の服は、カジュアルとドレスの中間を狙う
平日のようなカッチリとしたスーツ(ドレス100%)を着る必要はありませんが、かといってパーカーやスウェットのような部屋着(カジュアル100%)に全振りしてしまうと、途端にだらしなく見えてしまいます。
休日の服選びで絶対に失敗しないためのコツは、リラックスできる着心地でありながら、見た目にはキチンと感が残る
「カジュアルとドレスの中間」
のアイテムを選ぶことです。
このバランスさえ意識すれば、無理に若作りをしなくても、大人の休日スタイルは完成するのです。
なぜ「昔のカジュアル服」はおじさん見えするのか
休日に着がちな、色あせたスウェットや、膝の抜けたダボダボのジーパン。
これらは不要なシワが寄っていたり、サイズが合っていないという、私がこれまで紹介してきた、相手に「清潔感がない(視覚的なノイズが多い)」という印象を与えてしまいます。
また、少しでも若く見せようと、大きなロゴが入ったTシャツなどに手を出してしまうと、かえって痛々しい印象になってしまいます。
大人のカジュアルに必要なのは、「若作り」ではなく「年相応の品の良さ」なのです。
品の良さが出る休日カジュアルの必須アイテム
では、具体的にどんなアイテムを選べば良いのでしょうか。
誰でも簡単に、品の良さが出るアイテムを具体的に紹介します。
- トップス:無地の「ハイゲージニット」
休日のトップスは、パーカーやスウェットではなく、編み目が細かくツヤのある「ハイゲージニット」を選んでください。
ニットと聞くと、「冬のトップス」を思い浮かべる人もいますが、「ハイゲージニット」は厚さが薄いため、季節の変わり目や少し肌寒い3月から4月上旬にぴったりのアイテムです。
Tシャツのようにサッと着られる気軽さがありながら、素材に上品なツヤがあるため、一枚着るだけで大人の余裕が生まれます。
色はネイビーやダークグレーなど、落ち着いたトーンが基本です。 - ボトムス:ストレッチの効いた「スラックス型パンツ」
下半身は、太いジーパンやチノパンをやめましょう。
今は、ジャージのように縦横に伸びる非常に楽な素材でありながら、見た目はセンタープレス(真ん中の折り目)が入ったスラックスの形をしている優秀なパンツがたくさんあります。
このパンツを履くだけで、履き心地は休日仕様なのに、見た目はスッキリと脚が長く見え、全体の印象がガラリと変わります。
まとめ

休日まで、平日のようにネクタイを締める必要はありません。
しかし、大人として
「いつ、誰に会っても恥ずかしくない」
を持っておくことは、非常に重要です。
今度の週末は、ヨレヨレのパーカーを手放して、ぜひ大人のハイゲージニットとスラックス型のパンツを試してみてください。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。


