
「何着る?」を解決!私が人生で2度購入したアウター

「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」 紀村昌彦です。
季節の変わり目に羽織る薄めのアウター、通称「ライトアウター」。
1着持っておくと非常に便利です。
皆さんはどんなライトアウターを持っていますか?
私にとってのライトアウターの代表格は「M65フィールドジャケット」と呼ばれるモデルのアウターです。
実はこのM65のレプリカ(以下、M65とします)を、私は人生で2度購入しています。
今回は、なぜ私がそこまでM65に魅せられたのかについて、お話ししたいと思います。

M65との「偶然」の出会い
私が初めてM65を手に入れたのは、まだ20代前半、学生だった頃で、某セレクトショップのセールでした。
その時は、それが「M65」というミリタリージャケットの代表的なモデルだとは全く知らずに、ただ単純に「このデザイン、すごく格好良い。しかもお値打ち!」という理由で購入しました。
まさか、この一着が20年もの長い付き合いになる「運命の出会い」だったとは、当時は知る由もありませんでした。
このM65を着て、当時よく通っていたコムデギャルソンのショップの店長さんに会いに行った時のことです。
「M65!すごくかっこいいですね。」
モードの最先端を行くギャルソンの店長さんから、まさかミリタリージャケットを褒められ、しかもそれが「M65」というモデルであると初めて聞かされるとは思いませんでした。
M-65 Field Jacketは、アメリカ軍によって用いられた野戦用のジャケット。1965年に正式採用されたことから、下2ケタを取ってM-65フィールドジャケットと呼ばれている。2008年まで米軍の現役戦闘服として活躍していたと言われるフィールドジャケットのため「ミリタリージャケット=M65」といったイメージを持たれている方も少なくないはず。ミリタリーウェアの中でもファッションユースしやすい完成されたデザインから、アメカジ好きはもちろんドレスMIXを好むイタリアの洒落者など、幅広い層の男たちから支持され続けている。
(引用先:https://otokomaeken.com/mensfashion/)
以来、そのM65は、秋と春の日常に欠かせない一着となり、カジュアルな外出から少し気の利いたレストランまで、どんなシーンにも使ってきました。
M65のこだわり
そのM65は、春秋シーズンにおいて、約20年使うことで、ヴィンテージっぽい雰囲気が出てきましたが、さすがに経年劣化による破損がひどくなり、かなり迷いましたが、昨年買い替えました。
こちらが再購入したM65です。
私が購入した2着のM65ですが、珍しい、「ある共通点」があります。
それは色が「ベージュ」であることです。
一般的にミリタリーというと「カーキ」が連想されます。
カーキは男らしさが強調されますが、ベージュはミリタリーの無骨さを残しつつも、より都会的で柔らかい雰囲気を醸し出してくれます。
もちろんカーキも格好良いですが、僕がベージュを選んだのには、この「いかにもミリタリーっぽくない、洗練された印象」があるからです。
スラックスと革靴にコーディネートした写真ですが、よく合っています。
ベージュには、以下の利点があると考えています。
- 着回しやすさ:
ベージュは、ネイビー、ブラウン、グレー、白、黒といったベーシックカラーはもちろん、意外と鮮やかな色とも相性が良いです。
- 上品な抜け感:
カジュアルなデニムスタイルに合わせても、どこか上品な抜け感が出て、大人の余裕を感じさせます。
2着目も同じベージュを選んだのは、まさにこの「ミリタリーすぎない上品なカジュアル感」が、僕の目指すスタイルに最もフィットしているからなのです。
ちなみにベージュのM65というと、セレクトショップ 「BEAMS 」クリエイティブ ディレクターである中村さんも愛用していることで有名ですが、20年前の私はそんなことを知る由もありません。
偉大なファッショニスタと共通点があることが、今となってはちょっとした自慢です(笑)
まとめ
私の人生で2度購入したベージュのM65。
そこには、単なるアウターとしてではなく、私自身のファッションの原点とこだわりが詰まっています。
「いかにもミリタリーっぽくない」ベージュのM65は、40代の大人が秋に選ぶべきライトアウターとして、自信を持っておすすめできる一着です。
もし、あなたが
「ライトアウターってどんなものを着たらいいのか?」
と感じているなら、ぜひベージュのM65を試してみてください。
きっと、あなたの秋の装いに、新しい風を吹き込んでくれるはずです。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
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