
なぜ、カーディガンを避けていた私が「2枚買い」してしまったのか?

「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」
紀村昌彦です。
朝晩の風に、ふと秋の気配を感じるようになりましたね。
しかし、日中はまだ汗ばむ陽気。
この季節の変わり目は、一年で最も服装に悩む時期ではないでしょうか。
「Tシャツ一枚では肌寒い。かといって、ジャケットはまだ早い…」
実は、私自身もつい最近まで、この悩みを解決できずにいました。
解決策の王道である「カーディガン」を、「おじさん見え」するのではないかという恐れから、ずっと避けてきたのです。
しかし、ある方との出会いが、その考えを180度変えてくれました。
今回は、かつての私と同じようにカーディガンに苦手意識を持つ40代の男性に向けて、その魅力と、失敗しない選び方についてお話しします。

なぜ「カーディガン」が40代の最強の“中間着”なのか?
カーディガンは、この悩ましい季節において最強の「調整力」と「汎用性」を発揮します。
暑ければ脱いで肩にかけたり、鞄に畳んでしまってもシワになりにくい。
エアコンの効いた室内で肌寒いときにはサッと羽織れる。
この手軽さが、まずもって大きな魅力です。
そして、私が特に実感しているのが、周囲との差別化です。
シャツ一枚で仕事をする人たちが多い中で、上質なカーディガンを一枚羽織るだけで、周囲との明確な差別化ができます。
休日にTシャツの上に羽織ればリラックス感を損なわずに品格を保てますし、さらに寒くなればジャケットの「中間着」としても機能する。
まさに、投資効率の極めて高いアイテムなのです。
きっかけは、名店オーナーの「汎用性の高さ」という言葉
私がカーディガンへの苦手意識を克服するきっかけをくれたのが、東京にあるニットの名店「vandori」のオーナーでした。
おじさん見えを心配する私に、オーナーはこう教えてくれました。
「上質なカーディガンは、驚くほど守備範囲が広いですよ。今日穿いているきれいめなスラックスはもちろん、濃紺のデニムに合わせても、全体の印象を品良くまとめてくれますから」
この一言で、カーディガンが「カジュアルとドレスを繋ぐ、万能なアイテム」であることに気づかされたのです。
そして、私の過去の失敗談を踏まえ、オーナーが「これがお似合いです」と提案してくれたのが、こちらのアイテムでした。
以前、購入したカーディガンは無難なブラックを購入したのですが、あまりしっくり来なかったことをオーナーにお伝えしたら、こちらを提案してもらいました。
伝統的なアーガイル柄ながら、深いブルーとグレーの組み合わせが派手すぎず、大人の遊び心を演出してくれます。
カジュアルなデニムから、きれいめなスラックスまで、意外なほど幅広いボトムスに合わせやすく、昨シーズンはすっかりローテーションの一角として、活躍してくれました。
「おじさん見え」と「品格」を分ける、2つの鉄則
そして、実際にカーディガンを選ぶ際に重要なのが、「品格」を左右するいくつかの原則です。
素材は、安価に見えやすいアクリルやカジュアルになるものを選ぶことを前提に、特に以下の2つの鉄則を意識してください。
1. サイズ感:「大きすぎず、小さすぎず」
若者のトレンドであるオーバーサイズは、40代が着るとだらしなく見える危険性が高いです。
肩のラインがぴったり合い、腕周りがもたつかない「ジャストフィット」を選びましょう。このフィット感が、清潔感と信頼感に直結します。
2. 色:まずは「濃色ベーシックカラー」
最初に手に入れるべきは、どんな色のシャツやパンツにも合うネイビー、チャコールグレー、ブラックといった万能な濃色系です。
これらの色はコーディネート全体をキリっと引き締め、落ち着いた大人の印象を与えてくれます。
まとめ
かつてはカーディガンを避けていた私ですが、名店のオーナーに勧められて手にした最初の一枚をきっかけに、その圧倒的な使い勝手の良さに感動しました。
そして、今年早くも2枚目を買い足してしまったほどです。
こちらのカーディガンは肌触りがサラリとしており、どちらかというと初夏やまだ気温が高い秋口に使えるものです。
一見グレーに見えますが、少しブルーが入っており、大変珍しい色味です。(写真ではわかりずらいですが・・・)
もしあなたが、私のように秋の装いに悩んでいるなら、この2つの鉄則を基に、ぜひ「品格あるカーディガン」という選択肢を試してみてください。
たった一枚への投資が、あなたの装いの悩みを解決し、周囲からの評価を格上げする、最も賢い一歩となるはずです。
追伸: 次回のメルマガでは、私が購入したカーディガンを使ったコーディネート例を写真付きでご紹介する予定です。着こなしの幅をさらに広げたい方は、ぜひご登録ください。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
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