
名刺に記した想い ― 40代の逆転に必要な装いの哲学

「仕事の成果を出す、装いの専門家」
紀村昌彦です。
先日、新しい名刺が刷り上がりました。
定期的に名刺のデザインを変えていて、今回はホームページの色合い(ネイビーとゴールド)を盛り込み、私の想いを込めた二つの言葉を入れました。
肩書きである
「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」
そして、裏面に記した
「装いから逆転のストーリーは始まる」
という、キャッチコピーです。
一見すると、ただの格好良い言葉に見えるかもしれません。
しかしこれらは、日々頑張っているにも関わらず正当な評価を得られずに悩む40代以上の男性が、現状を打破するために「これこそが必要だ」という私の強い信念を言葉にしたものです。
今回は、この名刺に込めた私の想いをお伝えします。

装いの土台である「格(客観)」
私の肩書きは「自分らしさ」と「格」という、装いに不可欠な二つの側面を表しています。
それが「主観」と「客観」です。
この二つのうち、まずは土台となる、まずは客観についてお伝えします。
装いにおける客観とは、
他者、特にビジネスの場において「どう見られるか」を戦略的に設計することです。
上司や顧客、部下から「信頼できる」「仕事ができそうだ」という評価を無意識のうちに引き出す。
それが「格」のことです。
人は、あなたが思っている以上に、見た目で相手を判断します。
ヨレたシャツ、サイズの合わないジャケットは、あなたがどれだけ素晴らしい実績を持っていても、「自己管理ができない人」「細部への配慮が足りない人」という無言のメッセージを発してしまいます。
日々残業し、懸命に仕事に取り組んでいるのに、なぜか評価が上がらない・・・。
その原因の一つは、この「客観」、つまり「他者からの見え方」への意識が不足しているからかもしれません。
なぜ「自分らしさ」が必要か
しかし、ただ、教科書通りの着こなしをすれば良いという話ではありません。
そこに「主観」、つまりあなた自身の納得感=「自分らしさ」がなければ、服に着られてしまい、かえって自信なさげに見えてしまうのです。
自分らしさを見つけるためには、自分自身が「こうありたい」と心から思えるスタイルを見つけることです。
やみくもに流行や教科書通りの装いを追うのではなく、自分の価値観と向き合い、着ていて心から自信が湧き、心地よさを感じる服を選ぶこと。
これが装いの「本質」となります。
「格」という客観的な評価と、「自分らしさ」という主観的な納得感。
このどちらが欠けてもいけません。
自分らしさだけでは独りよがりになり、格だけを求めると自分を見失ってしまうのです。
心から納得した「自分らしい」装いが、内なる自信(主観)を引き出し、それが周囲からの信頼と評価(客観)に繋がる。
この好循環を生み出すことこそ、僕が考える「成果を出すための装い」で最も大切なポイントです。
私自身の「逆転のストーリー」も、装いから始まった
名刺の裏に記した
「装いから逆転のストーリーは始まる」
という言葉は、私自身の原体験から生まれたものです。
私もかつて、転職先で上司から全く評価されず、自信を完全に失っていた時期がありました。
毎朝、5時に自宅を出て、深夜0時すぎに帰宅する生活が続き、本当に出口の見えないトンネルを走っているようでした、
しかし、たまたま目に留まった、ある一冊のビジネス本から、
「自分の大好きな服装が、ビジネスを好転に導く」
ということを知り、まず手持ちの革靴を磨くことから始めました。
その行動をトリガーにし、徐々に服装全体への意識を変えていきました。
そして、装いが変わると、不思議なことに、自分への自信が少しずつ蘇ってきたのです。
その内面的な変化が立ち居振る舞いに表れ、周囲の反応が変わり、そして、仕事の成果へと繋がっていきました。
まさに、私の逆転劇は「装い」から始まったのです。
まとめ
40代の私たちに必要なのは、自分らしさという「主観」と、他者からの評価という「客観」を、装いによって高いレベルで融合させることです。
だからこそ、私は
「自分らしさを磨き、“格”を仕立てるパーソナルスタイリスト」
という肩書きを使っています。
もし皆さんが、過去の私と同じように、努力が報われず、自信を失いかけているのなら、一度「装い」を見直してみませんか。
そこから、あなたの「逆転のストーリー」が始まるかもしれません。
次回は、私の逆転のストーリーを、より詳しくお話ししていきたいと思います。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
「成果を掴みたい」
と思ったあなたへ。
装いを変えることで、
周りからの見る目が変わるのはもちろん、
あなた自身の行動が変わります。
その行動が成果につながり、
人生が好転していきます。
「じゃあ何を変えればいいのか」
そんな疑問を解決し、
成果を掴むメルマガはこちらです。