
オーダースーツ、本当に「好き」を優先していい?

「仕事の成果を出す、装いの専門家」
紀村昌彦です。
新年度が近づいてきました。
この時期になると、
新しい職場、新しい環境でスタートをきる方が
多いです。
(セミナーを開催すると、
満席になりやすいのも
この時期です)
そして、こういった節目のタイミングで
「オーダースーツ」
を作る方も多いです。
私もかつて、節目でオーダスーツを
作ったことがありました。
私の出身地の近所は
ウール素材で有名な
「尾州ウール」
の産地なので、
スーツ屋さんがたくさんあるのです。
そのようなオーダスーツを作った経験から
今回は「オーダスーツ」を作るにあたっての
注意点をお伝えします。

オーダスーツの落とし穴
「オーダースーツ」
それは、自分だけの、世界に一つだけのスーツ。
生地、デザイン、ボタン、裏地…
細部に至るまで自分の好みを反映できる、
まさに「自分らしさ」を表現する手段。
そう考えている方は、
少なくないかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
オーダースーツを作る上で、
最も大切なことは、
自分の「好き」を優先することなのでしょうか?
結論から言えば、それは違います。
オーダースーツにおいて、
最も重要なのは
「自分の体に合わせること」
です。
なぜ「好き」よりも「体型」が優先されるのか?
理由はシンプルです。
どんなに素晴らしいデザインのスーツも、
体に合っていなければ、
その魅力は半減してしまうからです。
逆に言えば、シンプルなデザインでも、
体にジャストフィットしたスーツは、
あなたの魅力を最大限に引き出してくれます。
既製品のスーツでは、
どうしてもどこかに「合わない」部分が
出てきてしまうものです。
肩幅、着丈、袖丈、ウエスト…
これらのサイズが少しでも合っていないと、
スーツ全体のシルエットが崩れ、
だらしなく見えてしまうこともあります。
オーダースーツであれば、
これらのサイズをミリ単位で調整することが可能です。
あなたの体型に合わせた、
まさに「第二の皮膚」とも言える
スーツを作ることができるのです。
オーダースーツは、こんな人に特におすすめ
- 既製品のスーツでは、どうしてもサイズが合わない
- 肩幅が広い、または狭い
- 腕が長い、または短い
- お腹周りが気になる
- 既製品のスーツでは、どこかに必ず妥協点が出てきてしまう
もし、
あなたがこれらのいずれかに当てはまるなら、
オーダースーツは間違いなくおすすめです。
特に若い頃、スポーツに没頭してきた方は
このような項目が当てはまりやすいです。
あなたの体にジャストフィットしたスーツは、
着心地の良さはもちろん、
見た目の印象も大きく変えてくれるでしょう。
オリジナリティは「悪」ではない。しかし…
「せっかくのオーダースーツだから、
自分だけのオリジナリティを追求したい」
そう考えるのは、ごく自然なことです。
しかし、オリジナリティを追求するあまり、
客観性を失ってしまうのは、避けるべきです。
例えば、
- 派手すぎる色や柄の生地を選ぶ
- トレンドを追いすぎたデザインにする
- 個性を主張しすぎるディテールを取り入れる
これらの選択は、
時に「悪目立ち」してしまうことがあります。
ビジネスシーンにおいて、
服装はあなたの「印象」を大きく左右する要素です。
個性を主張しすぎるあまり、
相手に不快感を与えてしまっては、
本末転倒です。
オリジナリティは、
あくまでも「さりげなく」
取り入れるのが大人の流儀です。
例えば、
- 裏地に遊び心のある柄を選ぶ
- ボタンを少しだけ個性的なものにする
- ステッチの色をさりげなく変える
これらの選択であれば、
個性を主張しつつも、
客観性を保つことができます。
オーダースーツで、本当に手に入れるべきもの
オーダースーツを作る上で、
本当に手に入れるべきものは、
- 自分の体にジャストフィットした、
最高の着心地 - あなたの魅力を最大限に引き出す、
美しいシルエット - 自信を持ってビジネスシーンに
臨むことができる、信頼感
です。
「好き」を追求することも大切ですが、
まずは、
「サイズ」と「客観性」を優先してください。
それが、オーダースーツで成功するための、
最も重要なポイントです。
オーダースーツは、
あなたのビジネスライフを、
そしてあなた自身を、
より豊かにしてくれる
最高のパートナーとなるでしょう。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
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